OMソーラー
OMソーラーシステムは太陽の熱を取り込んで、「床暖房」「給湯」「換気」します。
全館 暖房 |
全館 冷房 |
給湯 | 換気 | 発電 | ||
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もっともBasicな太陽熱利用 | ||||||
365日、暑さ寒さのストレスからの解放 | ||||||
熱も電気も、太陽エネルギーを最大限に活用 | ||||||
一台で全館冷房するOMが考えた理想のエアコン |
OM SOLAR
OMソーラーシステム
OMソーラーシステムは、建物全体のしくみとして活用します。暖房器具のように後から設置するのではなく、設計から太陽熱利用を考えていきます。
熱を運んでいくのは空気です。軒先から外気を入れ、太陽の熱で温めて、部屋の中に採り込んでいきます。太陽の熱を使うだけでなく、暖かな空気は上に昇るという性質を上手に活用したシステムなのです。
WINTER
「冬」温かく快適に
外気取入れ口
軒下から新鮮な外気を取り込みます。
集熱空気層
「空気の通り道」です。空気は屋根に降り注ぐ太陽の熱で温められながら、秒速数10cm程度の速度で、棟に向かって昇っていきます。
棟ダクト
屋根面で温めた空気を、1箇所に集めるためのダクトです。
ガラス付き集熱面
ガラス付き集熱面は、屋根面を外気温と風による放熱から保護して、温めた空気の温度をさらに高める役割をします。
屋根で太陽の熱を集める
太陽があたって屋根面が熱くなると、外の冷たい空気が軒先から屋根の通気層に入ってきます。この空気は太陽の熱で温められながら、どんどん上に昇っていき、ガラス付き集熱面 でさらに温度を上げ、棟ダクトに集められます。地域や季節の条件によってちがいますが、冬の快晴の日であれば、集熱温度は約60℃ほどにもなります。※ガラス付き集熱面は、強化ガラスを使用しています。
ファンを使って温めた空気を床下に送る
屋根面で集熱して棟ダクトに集めた空気は、ハンドリングボックスを通って床下に送られます。ハンドリングボックスの中は、ダンパーという名前の開いたり閉じたりする弁と、ファンの入った、簡単なしくみです。ここで空気の行き先を交通 整理する、つまり熱と空気をコントロールするわけです。
ハンドリングボックス
OMソーラーシステムの中で一番メカニックな部分です。太陽の熱で温められた空気はここに集められ、小型ファンの力で床下へと送られます。※ハンドリングボックスは太陽電池パネルで発電して動く自立運転型です。
床下のコンクリートに熱を貯める
立ち下りダクトを通して送られてきた空気は、床下の空気層をゆっくりと流れ、蓄熱コンクリートを温めながら、適温の微風となって室内に吹き出します。太陽が沈んだ後も、床下のコンクリートからの放熱で部屋全体の床を床暖房します。日中に太陽の熱を貯めておいて、その熱の貯金を夜明けまで使おうというわけです。
蓄熱コンクリート
床下へ送られた空気は、蓄熱コンクリートに熱を蓄えさせながら、室内へと流れでます。夜間の外気温の低下とともに、ゆっくりと放熱し、床全体を温めます。
ALL SEASON
一年中
太陽の熱を使って、お湯を採る
給湯は、2段階のしくみになっています。
まず太陽熱で温められた空気がハンドリングボックス内のお湯採りコイルという場所を通過します。ここでコイル内を循環する不凍液を温めます。次にこの温水が給湯タンク内の熱交換器の中を流れることでお湯をつくります。お湯採りの性能には地域差がありますが、春から秋にかけて30~50℃のお湯が約300リットル。お風呂もシャワーもたっぷり使えて、とても経済的です。※一軒の家で1年間に使うエネルギーの約3割は、給湯用というデータがあります。それを太陽の熱でまかなうことは、家計にも環境にも幸せなことですよね。
SUMMER
「夏」涼しく快適に
夏の昼は、屋根や床下の蒸した空気を排気します
夏の昼は、屋根がカンカンに熱くなるでしょう。
その熱気を建物の外に排気し、少しでも暑さをしのごうというわけです。屋根を昇ってきた熱い空気でまずお湯を採り、さらに使い切れなかった熱を外へ逃がします。※建物全体に受ける熱を少しでも減らすことで、もちろんクーラーの効きだってちがってきます。
夏の夜空から涼しさをもらう
夜空に向かって地表の熱が吸いあげられる。放射冷却という地球がもつしくみをつかって夜間採涼します。
屋根が夜空によって冷やされることを利用して少しでも温度の下がった涼風を部屋の中に採りこんでいくのです。冷房とまでは、いえないけれど、自然の心地よさを活かした採涼法です。※星空がよく見える土地ほど、放射冷却の効果が期待できますよ。
OM SOLAR
OMソーラー
お客様インタビュー
福中協で家を建てて頂いたお客様に、OMソーラーについて感じたことをお聞かせいただきました。
- 「冬はOMソーラーの何とも言えない柔らかく温かい空気に包まれている感じで、他の季節も常に空気が『さらさら』というか、梅雨や夏にもジメジメ感がありません。それと換気!窓を閉め切って外出していても、OMソーラーで換気できるのもいいところですね。床暖房だけでなく、他にも利点があったからです。」
- 「OMソーラーのおかげで、とにかく家全体が暖かく、特に夜中から朝方にかけての冷え込みも感じず冬の寒い時期はOMソーラーの暖気のおかげで、“吹抜け”スベースが“室内干し”スペースとして大いに活躍してくれています。外で干すよりも早くカラッと洗濯物が乾いてくれるので嬉しい限りです。」
HOUSE BUILDING
福中協の家づくり
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健康に良い
木の家
5つのこだわり私たちが思う「健康や環境を考えた住い手さんのための家づくり」をご紹介します。安心してご家族が暮らせるように、そして、環境にも配慮した快適な暮らし。
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01自然素材の
木の家自然素材の木の家とは、構造材・内装材を無垢材で、壁は珪藻土など、家づくりに自然素材をふんだんに取り入れた住宅です。
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02夢を叶える
自由設計住まいは買うものではなくつくるもの。福中協はご家族の暮らし方に合わせた自由設計を行います。
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03顔の見える
家づくり福中協は、住まい手さんと設計スタッフ、職人たちが互いを知り合える距離感で顔の見える家づくりを行います。
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04選べる
健康素材私たちは、素材選びを住まい手さまと一緒に行います。ご家族で話し合いながら素材を選ぶのも家づくりの楽しみのひとつだと考えているからです。
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05自然と共存する
省エネ住宅私たちは自然エネルギーを積極的に利用した、家族と環境にやさしい省エネルギーな家づくりをご提案します。